AG三斜計測v1 v1.0.2
ベクターワークスプラグイン
03.11.30 更新
ファイルの概要
図面上(敷地上)の三点をクリックすることにより、三斜図の作成、ワークシートへの数値(底辺、高さ、面積)の取り込みと、三斜面積の計算、集計計算が自動的に行えます。
基本事項 
  • VecterWorks8.0以上(Mac&Win)のプラグインとして利用できます。
インストール

「AG三斜計測v1.vst」ファイルをVecterWorksフォルダ内の「Plug-Ins」フォルダにコピーし、ベクターワークスを起動して、メニューから「画面|作業画面|設計...」現在の画面を設計変更(または複製を設計変更)を選択して、任意のパレットに登録してください。
またこのツールを含んだワークスペース(Workspaceへ より)を利用していただくこともできます。

使い方
  • 三斜図を作成するには(新しいレイヤを作成し)三斜計測ツールを選択して、図面上(敷地上)の三点をクリックすることにより、三斜図の作成、ワークシートへの数値(底辺、高さ、面積)の取り込みと、三斜面積の計算、集計計算が自動的に行えます。
  • いきなり三斜計測ツールを使って三点クリックを行っても、新規のワークシートが作成され、数値が入力されますが、空の三斜用ワークシートを作成するコマンドを用意していますので、こちら(AGcomパレット内の「WS作成(三斜)」コマンド:http://www.aglds.com/htm/file/D_Pre.html )を使って、あらかじめワークシートを作成することも出来ます。
  • 必要に応じて、三斜ワークシートの一行目に前記号(A列)、開始番号(B列:通常1)、後記号(C列)、ア(D列:集計の増減)、計算単位(E列:小数点以下数)を入力しておくと、三斜図及びワークシートにその内容が反映されます。
  • 図面の単位の設定を「メートル」に設定します。「メートル」に設定しない場合は、長さが「ミリ」で入力され、面積が「ミリ平方」として計算されて大変なことになります。
  • 三斜計測ツールを選択して2点クリック(底辺)の後に頂点をクリックすると、最前面のワークシートの設定に従って‘三斜-外線’クラスに、底辺の直線が‘三斜-底辺’クラスに、高さ(垂線)が‘三斜-高さ’クラスに、底辺及び高さの数値が‘三斜-数値’クラスに、三角形の中心に三斜No(デフォルトのクラス)が作成され、ワークシートの空白最上行に‘No’‘Length’‘High’が入力され、‘Area’にその面積が、その右に集計が計算されます。
  • 作図された図形と文字は、各クラスの設定を変更することで、表示・非表示や、線の太さや破線の設定を行うことが出来ます。
  • 三斜図上に描画されるNoを○などで囲みたい場合は、任意の図形(○等)を「前記号 + 後記号」(前記号が「a」の場合、シンボル名は「a」)という名前のシンボルを登録しておけば、三点クリック時に三斜Noの文字列位置中央にそのシンボルが配置されます。
  • 作成した三斜ワークシートの数値をExcel(「4三斜シート」:http://www.aglds.com/htm/file/B_Quan.html )に取り出す場合は、対象行の‘No’〜‘ア’(A〜D列)の数値をコピー(メニューよりコピーを選択)して、Excelの「4三斜シート」の“in”シートの‘番号’〜‘+-’にペーストして、‘名称’を入力することにより、Excelの面積計算書が作成できます。
使用上のご注意
  • 利用に際しては、下記条件に同意された上で使用してください
    1. このファイル(テンプレート)の著作権は「(有)アール・グレイ建築研究室」にあります。他のネットへの転載、商用目的の配布を禁じます。
    2. これらのファイルを使用した損害等には一切の補償に応じられません。致命的なバグの修正、バージョンアップの義務を負いません。
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更新履歴
(v.1.0.0→v1.0.2)
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